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UnityでOculus Riftを使うための設定(後編)

こんにちは

今回はUnityでOculus Riftを使うための設定をしました。所々引っかかるところがあったので、見直せるようにメモします。今回は後編、Unityでの設定です。

前編はこちらです。

krhb.hatenablog.com

この記事は2019年6月7日現在、利用可能なバージョンに基づいた内容です。

Oculus integrationをインポート

Oculus RiftをUnityで使うために以下のページの通りに設定してみました。

unity3d.com qiita.com

"Virtual Reality Supported"を探すも見当たりませんでした。

そこでダメもとでAsset storeからOculus integrationをインポート

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しかし、アルファ版のUnity2019.3.0a3やベータ版のUnity2019.2.0b4ではコンパイルエラーをはじめとしてあらゆるエラーの嵐によりゲーム自体が実行できませんでした。

Unityの安定版でリトライ

そこで安定版と思われるUnity2019.1.5f1で同じ手順を繰り返してみました。

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メニューバーに"Oculus"の文字と"OculusSpatializer"の文字を発見。今度はいい感じです。

試しにまた、"Virtual Reality Supported"を探してみました。

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やっぱり見つかりませんでした。上で挙げたページでは"GPU Skinning"の下あたりにあるのになー。

またもやダメもとでゲームを実行してRiftが動くか確かめてみました。とりあえずProjectの"Assets -> Oculus -> VR -> Scenes" から"Trivial"というシーンを選択して動かしてみました。

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ゲームは動きましたが、ヘッドマウントディスプレイ内はずっとUnityの読み込み中と表示されたまま変化しません。

Riftのシリアル番号を入力

いろいろ漁ってたらメニューバーの"Oculus -> Platform -> Edit Settings"を押したら"Inspector”に以下のようなものが表示されていた。

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以下のページからIDを探しに行きました(要ログイン)。

secure.oculus.com

App IDを探すも見つからなかったのでヘッドセットシリアル番号を"Oculus Rift [?]"と書いてあるところに入力してみました。警告が消えてヘッドマウントディスプレイ内にもゲームが表示されるようになりました。

あとは普通に使えそうです。